2020年7月、新型コロナウイルス感染症をはじめさまざまな困難に立ち向かっている方々にエールを送るため、姫路市と親交の深いフランスが舞台の物語「レ・ミゼラブル」をテーマに動画を制作する「音楽のまち・ひめじ 姫路レミゼプロジェクト」を実施。「レ・ミゼラブル」吹奏楽版を収録するために、指揮に飯森範親、姫路・阪神間を拠点に活躍するプロ管打楽器奏者が集結。「民衆の歌」部分には小林沙羅、コロン・エリカ、May J.、丘みどりなどの有名歌手や市民合唱団の歌声を追加編集し、姫路市のYouTubeチャンネル「ひめじ動画チャンネル」で公開したところ、再生回数5万回超えの好評を博した。2021年には、佐渡裕、エリック・ミヤシロをゲストに迎え、兵庫芸術文化センター管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、大阪交響楽団からも協力メンバーが加わり、姫路市文化センター大ホールにて第1回目の演奏会を開催。2022年、2023年には「ジョン・ウィリアムズ」ウインド・オーケストラ・コンサート(兵庫県立芸術文化センター)に出演し、2年連続完売となった。その力強くも繊細な音色は唯一無二であり、今後の活動展開が期待されている。