日本を代表する錚々たる歌手たちから共演者として抜群の信頼を得る、日本の“歌”を支える声楽伴奏のスペシャリスト。アルド・プロッティ氏の伴奏ピアニストを務めた経験から紡ぎだされる幅広い音色と、マリア・カルボーネ女史のもとなどイタリアで培った繊細な音楽表現には定評がある。2019年NHKニューイヤーオペラコンサートに出演した「太メン」男声オペラ歌手4人とのユニット、IL DEVU(イル・デーヴ) のメンバー。
指揮者としてプッチーニ「ラ・ボエーム」「ジャンニ・スキッキ」、ドニゼッティ「愛の妙薬」、モーツァルト「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」「魔笛」、ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」「リゴレット」、ペルゴレージ「オリンピーアデ」などで心に残る上演を牽引、プロデューサーとしても水戸芸術館「水戸 de Opera」、びわ湖ホール「ピノ」シリーズなどを手掛けている。
国立音楽大学卒業、同大学院修了。国立音大及び大学院教授、日本ヴェルディ協会理事、日伊声楽コンコルソ審査員。新国立劇場オペラ研修所でも音楽主任講師として長年後進の指導にあたってきた。
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