広島県福山市出身。 現在チェコ共和国在住、チェコ国立ブルノフィルハーモニー管弦楽団第一ヴァイオリニスト。2011年武蔵野音楽大学を総代首席で卒業、第81回読売新人演奏会に出演。2012年プラハ芸術アカデミーを経て、2013年チェコ国立ヤナーチェク音楽芸術大学修士課程に入学。2015年同大学院を修了後、博士課程。2016年チェコ国立ブルノフィルハーモニー管弦楽団のオーディションに合格、試用期間を経て第一ヴァイオリニストとして2017年より正団員。ソリストとしてブルノフィルをはじめスロヴァキア国立オーケストラと共演。リサイタルは毎年行い、チェコの作曲家を取り入れたプログラム(ドヴォジャーク、ヤナーチェクなど)のリサイタルをアカデミー専属ピアニストの教授(レナタ・アルダシェヴォヴァー氏、ヴラディミール・ホリー氏)と日本とチェコで行う(2016、2017年)ほか、今までにウィーンフィル奏者T.ヴィンクラット氏、ヴァイオリン奏者ペテル・ミハリツァ教授、パヴェル・フーラ氏、コントラバスの巨匠M.イェリーネク氏と共演するなど活動は多岐にわたる。
また故郷の福山では、2013年に弦楽合奏団『ふくやま弦楽隊』さらに恩師パヴェル・フーラ教授の薦めで2018年『ジャパン・アンサンブルアカデミーソロイスツ』を結成、ソロコンサートマスターを務めている。2021年にはスロヴァキアの現代作曲家ヤーン・ツィケルの室内楽曲集アルバムに参加し、ヤナーチェク・カルテットと共に国営放送局から高い評価を受ける。2021年ブルノフィルメンバーにより結成された弦トリオでチェコ国営放送より室内楽CDアルバムがリリースされた。Twitter(X)はフォロワー1万人達成、毎日チェコの生活や音楽のことを更新している。